HID® Linq™

HID Linq は、物理アクセスデバイス管理に大変革を起こすように設計された製品です。 複数のデバイスを同時に管理できるため、リーダーの更新と設定が簡素化されます。これにより、最高レベルのセキュリティをデスクトップから実現できます。

アクセス制御業界は日々進化しています。 新しい技術だけでなく、脅威も絶えず出現しています。 そして、新機能、モバイルアクセス機能、システム拡張、特定のセキュリティアップデートに対する需要も高まる一方です。 これが意味するのは、システムのセキュリティを確保するために必要な時間と労力も同様に増加しているということです。 HID Linq は、よりシンプル、より迅速、より効率的なソリューションによって組織の物理アクセスシステムを安全に保つことで、これらの課題に対処します。

HID Linq は一元化された PC ベースのリーダー管理ソリューションとして、OSDP 経由で Mercury コントローラに接続するか、USB 接続を介してシリアルアダプターを使用して複数の Signo™ リーダーを同時に更新可能です。

HID Linq では、ファームウェアを更新するために各リーダーに 1 つずつアクセスする必要がなくなります。 これにより、管理者は接続されているすべてのリーダーを 1 つの場所からアップグレードできます。 HID Linq では、カード技術の移行、最新のファームウェアへのアップグレード、および構成への安全なアクセスがより効率的になるため、リーダー管理プロセス全体がこれまで以上に安全で合理化になります。 さらに、HID Linq のインターフェースは直感的で、用語も親しみやすく一貫性があるため、ツールの使い方にすぐに慣れることができます。

HID Linq でできることの例:

• 複数の HID Signo リーダーを同時に更新
  • OSDP v2 を使用して Mercury コントローラ経由で設定を更新
  • ファームウェアと構成のいずれも USB 接続経由でシリアルアダプターを使用して更新可能
• HID Signo リーダーの一元化された更新により、カードからモバイルへの移行が簡単
• USB 接続を介してシリアルアダプターを使用して、テーブルトップ環境で大規模にプレコミッショニングを行うことで、在庫管理とリードタイムを改善
• すべてのリーダーに最新のファームウェアを早期にインストールすることで、コンプライアンスの向上と最新の攻撃からの保護を実現
• リーダーの履歴と構成を簡単にキャプチャし、安全なクラウドバックエンドまたはオンプレミスに保存可能
• 最新の機能がリリースされるとすぐに簡単に入手できるため、将来を見据えた物理アクセスシステムを実現可能
• ソフトウェアツールを 1 つのソリューションに統合

現在、HID Linq はクラウドベースのソリューションとして利用可能です。また、Signo リーダーの製品ラインと互換性があります。 近日公開予定のオンプレミス バージョンなど、新機能は頻繁に追加されています。

HID Linq には、HID Reader Manager Portal から無料でアクセスできます。